舌下減感作療法
2016/07/01
- こんにちは、めっきりごぶさたの薬子です。
花粉症の季節を最近やっと乗り越えて、ほっとしたところに、某メーカー様が満面のデビルズスマイルでやって来られました。
ト○ーさん「お疲れ様です。どうですか、花粉症の具合は?」
薬「ぼちぼちでんな」
○リーさん「すんごくオヌヌメの、いーい薬があるんですけどねぇ・・」
薬「・・・」
トリ○さん「もしかすると根治も夢じゃないかもしれないんですけどねぇ・・」
薬「・・・ ( ゚Å゚)ホゥ」
そう、今ヒヤリハットハヤリの舌下免疫療法ってやつです!!
体を張ってやってまいりました!!!
流れとしては、
①採血後、プリックテスト( 皮膚に出血しない程度に微小な傷を付けてその上に原液の濃度の薬液を置いて浸透させて反応をみる
↓
②採血結果・抗体反応確認後、シダトレン処方。(初日のみ病院内で服薬、30分程度経過観察)
服薬の初回のみ、副作用の出方を確認するために病院内で服薬、しばらく安静にして様子をみます。
シダトレンは3種類の規格があります。
上の一番左の青いボトルに入っている薬は濃度が低く、
真ん中の白いボトルと右の白い袋に入っている薬は濃度が高いものが入っています。
服薬始めの1~7日目は青いボトル、8~14日目は白いボトルの薬を、上記の滴数、舌の下に滴下します。
それで2分間、唾液を飲み込まないようにしてじっと待ち、終わったらそのまま飲み込んでOK。
味は甘みがあります。
15日目以降は白い袋に入った薬を1回1袋全部、同じように舌の下に入れます。
あとは毎日それを1日1回続けるのみ。
私は以前抗体値を測った時、シダもダニも基準値の数百倍の数値が出ていたことがあり、
喘息も持っているので初回の服薬時、かなりヒヤヒヤしていましたが
すこーし舌の下がピリピリする感じがした他は特になにもなくてホッとしました。
初回の服薬前と服薬後にピークフロー(息を勢いよく吐き出したときに息が流れる速度のこと)
も測りましたが、前後で400と390でほとんど変化がありませんでした。
なお、増量期のプッシュ管理がめんどくせーと言う方には管理用のアプリも出ています。
私にはこれが超絶便利でした。
SLITサポート(スギ花粉症)
プッシュ管理が必要なのは増量期だけなので、白いパッケージを1本服用するようになればもう必要ないのですが、
使ってみるとミニゲームとかあったりして結構はまって遊んでました。
保険も使えるので、最初の検査等は少し金額がかかりますが、
それ以降は診察代もお薬代も月に1000円しない程度です。(3割負担)
これで私も毎年の鼻水からおさらば!!
くわしくは、
http://www.torii-alg.jp/
でも確認できます。
もちろん、きよひで内科で処方してもらえますよ!!