そのまんまプライマリケア学会
2016/07/05
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皆さんこんにちは(๑′ᴗ‵๑)
飼育係の篠崎です(笑)
今回は6/11.12に東京浅草でプライマリケア学会があったので、その報告をしたいと思います♬
まず、「プライマリケア」とは…ですが、プライマリケア学会では「身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療」と定義してあり、一般的には「ケアやゲートキーパー以上の役目であり、最初の第一線としてアクセスされ、継続的・統合的に調合されたケアを提供する保健制度の中心的な役割」とされています。まぁ、要するに当院の様な患者さんの1番身近なところで医療を提供する現場の事です。そんな第一線で働く医師や医療スタッフが一同に集まり様々なテーマに則って発表するのですが、今回は院長先生と自分と「担当医交代制」についてのポスター発表をして来ました❀.(*´◡`*)❀.
内容は「担当医交代制」を導入する前後での感想を患者さんとスタッフの立場からそれぞれアンケートを実施し比較しました。現在のところ当院の「担当医交代制」は概ね受け入れられておりますし、医師を希望すればその医師の診察を受けられるので、今までの「主治医制」にも対応できています。その様な「医師のQOLも保ちつつ、担当医交代制で24時間365日対応しているクリニック」というのをアピールして来たわけですが、聞きに来てくださった方々には大変な好評を頂きました⁺₊◟(❛⌔❛)◞₊✧⁺
何よりも「クリニック=医師1人でやるもの」と言う常識を破り、1人の医師の自己犠牲で成り立つ医療ではなく、チーム・組織として地域の方の健康問題に24時間365日、半永久的に貢献できる具体的なシステムとして衝撃的だったのではないでしょうかo(`ω´ )o
また、チームで診療するにあたり1番のネックは「如何に情報を的確に短時間で共有するか」だと考えますが、それに関しても積み上げた経験より創意工夫してカルテを作成しておりますし、当院ではこのようにしておりますと提示して参りました( ´ ▽ ` )ノ
現在総合診療医、家庭医というジャンルが段々確立されて来ておりますが、総合診療医が活躍する場は患者さんに1番身近なクリニックだと思います。その総合診療医による24時間365日対応できる質の担保されたクリニックが医療の効率化・医療費の抑制にも繋がるため、地域にも社会にも貢献でき、今後のスタンダードになるのではないか、当院がその先駆けになるのではないか…と、密かに狙っております゚+。:.゚★٩̋(๑˃́ꇴ˂̀๑) ☆゚.:。+゚