まだまだ・・・
お盆が過ぎてもまだまだ暑い日が続いていますが、皆さん体調は崩されていませんか?
毎年この時期になるとテレビで熱中症、熱中症と騒がれていますが、熱中症はどんなときに起こるかご存知ですか?
熱中症とは・・・
高温環境下での体内の水分・塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻することで起こる症状です。
体から水分・塩分が失われると体が適切に対処できなくなり筋肉のこむら返りや失神などの症状が出ます。
何で起こるの?・・・
人間の体は皮膚から放熱や発汗によって体温を下げますが、外気が皮膚温以上の時や湿度が高いと放熱や発汗できにくくなり熱中症を起こす原因となります。
予防法は?・・・
まずは暑い環境の中での運動や作業を無理に続けないよう注意しましょう。
どうしても暑い中での運動や作業を行う場合は、水分は勿論ですが塩分も一緒に摂取してください。
【例えば・・・水1㍑に対して塩小さじ1/2、砂糖大さじ4】※できればOS-1のような電解質の水分を摂ってください。
楽しい夏を乗り切る為にも、出掛けるときは水分を多めに持って出かけてくださいね。
そして出掛けたときに注意しないといけないのが『蜂』です。
最近当院でも「蜂に刺されました!」と受診される方が例年に比べ多いような・・・?
蜂には多くの種類がいて、特徴もあります。
・スズメバチ・・・大きく、毒性も攻撃性も高い
・アシナガバチ・・・おとなしいけど毒は強力!
・ミツバチ・・・大集団で生活するため巣が一番大きくなる。
もし刺された時は冷やす、仰向けに横になり頭を高くする。もし吐き気がある場合は横向きに休む。
そのほか、手・足を刺された場合は、刺された部位より心臓に近い場所を縛る。
刺された患部を、水で洗い流すなどの処置を行い病院受診してください。
一番怖いのはやっぱり「アナフィラキシーショック」ですね。
刺された時に抗体がアレルギー反応を起こす事がありますので注意が必要です。
残り少ない夏を元気に楽しみましょう~!
(正解:椿の実)