お薬について…
●ウイルス(インフルエンザ以外)に有効な薬剤はありません。
当院では、主にその人の体質、証に応じた漢方薬を使用して治す力を補助しています。
●発熱にはやむをえない時に解熱剤を処方します。
お薬についてですが、当院では院長の方針により患者様の将来の事を考えて、なるべく抗生物質や解熱剤は使わないようにしております。
理由については以下の通りです。
当院では、主にその人の体質、証に応じた漢方薬を使用して治す力を補助しています。
●発熱にはやむをえない時に解熱剤を処方します。
お薬についてですが、当院では院長の方針により患者様の将来の事を考えて、なるべく抗生物質や解熱剤は使わないようにしております。
理由については以下の通りです。
抗生剤を使わない理由
冒感はウイルス性なので、一般細菌だけに効果のある抗生剤はウイルスには効きません。安易に抗生剤を使用していくと、 菌が薬剤に対して抵抗性を示すようになり薬剤が効きにくくなります。これを細菌の薬剤耐性と言います。 細菌が耐性を持つといざ使う時に抗生剤が効かなくなります(例えばMRSA等)。
その他、副作用のこと等を考えるとあまり使用しない方がよいと考えます。 ただし、感冒と症状が似ている容連菌や細菌性扁桃炎などの場合に抗生剤を使用することがあります。
その他、副作用のこと等を考えるとあまり使用しない方がよいと考えます。 ただし、感冒と症状が似ている容連菌や細菌性扁桃炎などの場合に抗生剤を使用することがあります。
解熱剤を使わない理由
発熱は人間が体を守る為の防御反応です。体の中に外部からウイルスなど異物が侵入すると、
その異物を弱らせることと体の免疫力を高める為に起こります。その為、無理に解熱させると防御反応、免疫力を妨げる可能性があること、その他解熱剤の副作用、アスピリン喘息(鎮痛解熱剤誘発性喘息)の発生のことを考えると、解熱剤の使用はむしろ害になる可能性があります。ただし心臓疾患のある方、高齢者の方は解熱剤をどうしても使用した方がよい場合もあります。当院で解熱剤を処方する時は、副作用のことも考え比較的副作用の少ないアセトアミノフェン系解熱剤(カロナール等)を使用します。
その異物を弱らせることと体の免疫力を高める為に起こります。その為、無理に解熱させると防御反応、免疫力を妨げる可能性があること、その他解熱剤の副作用、アスピリン喘息(鎮痛解熱剤誘発性喘息)の発生のことを考えると、解熱剤の使用はむしろ害になる可能性があります。ただし心臓疾患のある方、高齢者の方は解熱剤をどうしても使用した方がよい場合もあります。当院で解熱剤を処方する時は、副作用のことも考え比較的副作用の少ないアセトアミノフェン系解熱剤(カロナール等)を使用します。
以上、これらの方針を患者様方にご理解頂ければ幸いです。当院は、いつでも患者様に十分に納得していただける医療を目指しております。ご質問などありましたら、お気軽にお申し出くださいませ。
きよひで内科クリニック
河野 清秀